かなしい絵本

りりこです。

「ボーダーな家族たち」のミキさんの所で紹介されていました。
ぜひ、読んでみてくださいね。
f0082396_12434877.jpg

もう、ずいぶん前になりますが、捨られていた犬を保護して5年ほど一緒に暮らしたことがあります。
ドッグフードといっしょにダンボールに入れられて、ビニールの紐で電柱にくくりつけられていました。
健康診断のために動物病院へ連れて行ったら、出産して間がないようだということです。かわいい子犬を選んで、母犬は邪魔になったということでしょうか?

先住犬のシェルティはおとなしくフレンドリーな性格でしたが、この子は 1度もシェルティよりも前にでることはなく、おやつをもらうのも黙って順番を待っていました。無条件に人に甘えるシェルティに対して、どこか人に不信感を持っていたように思います。

病気で推定5才の短い生涯を終えました。
カイトの笑顔を見ると いつも その子の屈託ない笑顔が見られなかったことが悔やまれます。
フードや寝る所を与えてやったけれど、そのときの私は犬にも心のケアが必要だとは思いもよらなかったのです。

その子に手術が必要だったとき、ちょっとショックなことがありました。
高額な治療費が必要だったので、獣医さんは「どうしますか?」と聞いてこられました。シェルティの時には、金額の提示で即、手術だったのに。
保護犬だったこと、雑種だったこと。
そんなことが原因だったのでしょうか?

同じ命であることに変わりはないはずですが、その子にはそのような選択肢も用意されていたのでした。

人の自分勝手な理由で生まれてくる命と 消される命、消えていく命。
なくなる日がくることを願っています。
[PR]
by kite53 | 2006-10-09 12:41 | その他